Mac Book Pro 16inch (Late 2021)の「内蔵ディスプレイ」は4Kではない
え、知ってた?!
「いやいや4Kっしょ!だって色々書いてあったし!」というあなたへお送りします

とにかくめっちゃ綺麗だし、これは4Kに違いない!

それは思い込み☆

答え:MacBook Proの内蔵ディスプレイは4Kではない
Reddit(英語圏の掲示板)にこんなスレッドを見つけました
Is the Macbook Pro’s Retina Display considered a 4K display?
You need to count the pixels in one horizontal line. If you get about 4000, then it’s ~4K. the largest Macbook display has 2880, which is a lot, but considerably short of 4K.
Reddit
8年前のRedditのスレッドなので、数値は古いですが、こういうことを言っています
Macbook ProのRetinaディスプレイは4Kディスプレイと言えるのか?
横1列のピクセルを数える必要があります。Macbookの最大のディスプレイは2880個で、これは多いのですが、4Kにはかなり足りません。
4Kかどうか、というのはとにかく「縦横のピクセル数」で決まるんですね!
そこで、Late2021モデル 最新のMacBook Pro 16inchのサイズを見てみると、

3,456 ×2,234
び、微妙に足りない‥!
ちなみに、4K、8Kなどの「K」は「1,000」という意味です
「4K」は横のドット数が3,840で約4,000なので4Kと呼ばれています。
フルHDや4K、解像度って何?意外と知らないPCディスプレイの基礎知識
約4,000だから4K!えっそこは「約」でいいんだ!
3,840-3,456=384
のこり384って、そこをなんとか足せなかったの?!
という感じですがとにかく内蔵ディスプレイは3,840以下なので、
MacBook Pro は4Kではないんですね

4KとUHD
これまたわかりづらいのですが、動画編集ソフトDaVinci Resolveで「4K設定」にするとき
「4K」という表記はありません
「3,840 × 2,160 Ultra HD」を選択します
「4K」と一言でいっても、その地域によってイメージされるものが異なります。日本で4Kと言えば、テレビ放送での4Kがイメージされるでしょうし、ハリウッドのフィルム市場のある米国で4Kと言えば、デジタルシネマ規格のフル4Kがイメージされるでしょう。
4KとUHDの違い
地域まででてきちゃったよ‥!

ここからは、さらに動画編集関係に掘り下げてお伝えします!
4KでYou Tubeに動画投稿する必要、ある?
そもそもYou Tubeに動画投稿するなら、
(You Tubeは4Kに対応しているけど)ぜんぜんHDでいいじゃん、と考えていたのですが

この記事を拝読したあと、「むむ、せっかくならやはり4Kでアップしたほうが良いのか!」と納得
動画編集ソフトはDaVinci Resolveは
無料版でも4Kまでは編集できるらしい!(最高!)
ちなみにこちらは、Apple公式サイトのGPUパフォーマンスの紹介ページ

自分思っているMacBook Proより更にハイスペックなものでテストされた状態ですが、
エフェクトなどもぜんぜんいけそう‥
4Kで撮影し、4Kで編集し、4Kで書き出し、4Kでアップロードする
(撮影:Sonyのカメラ、編集と書き出し:MacBook ProとDaVinci Resolve、アップロード:You Tube)
いけそうですね〜!
XDRディスプレイは超綺麗で全然凄い
MacBook Pro、内蔵のディスプレイ 4Kじゃないならすごくないの?
というと、
全然めちゃくちゃ恐ろしいくらい凄まじく綺麗です
エグいほど綺麗です‥

コントラスト比や輝度の凄さ、が美しさのポイントかなと思います!

外部ディスプレイへの出力も凄い
MacBook Proと他のモニターを繋いでの出力もしゅっごいです…!
2台の6Kディスプレイで左に素材、右に編集画面で動画編集したいw ガチすぎるw

ちなみに iMac 24 inchは4.5K
Pro以前に24インチ iMacを使っていたのですが、こちらは4.5K
4,480 × 2,520

Nice!絶対に4K以上のディスプレイがいいっていう方はありかもしれませんね
こちらは5K


参考記事
テレビの画面は色のついた「点」の集まりで構成されており、この「点」を「画素」と言います。
4Kとは何ですか
従来のフルHD(ハイビジョン)の画像は、水平画素数1,920 × 垂直画素数1,080 の 約207万画素で構成されています。
4Kは、水平画素数・垂直画素数がフルHDの倍(3,840×2,160)、総画素数がフルHDの4倍の 約829万画素の高精細な映像のことを指します。
※『K』は、1,000を表す「キロ」の意味。水平画素数が 約4,000 であることから、4Kと呼ばれています。
まとめ
4Kで撮影し、4Kで編集し、4Kで書き出し、4Kでアップロードする
(撮影:Sonyのカメラ、編集と書き出し:MacBook ProとDaVinci Resolve、アップロード:You Tube)
この4Kで編集するとき、わたしはMacBook Proの内蔵ディスプレイを使うんだけども、
内蔵ディスプレイ(3,456 ×2,234)で編集素材を見ている=見ている画面自体は4Kではない
けど、
素材としての4Kは編集できる
フルHD・4K・8Kについて「画素数」で定義するんだっていうことが、全く体感として分かっていなかった…
これから4K動画編集や4Kの撮影を調べて試していく中で、これは!と思うものをシェアしていきたいと思います!
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