ゲーム実況収録手順 〜音にこだわった実況開始までの流れ〜

M1 MacBookゲーム実況
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みなさん、ゲーム実況してますか?!

「ゲーム実況を収録開始するまで」の手順、どのくらいありますか?

実況するかぁ

実況するかぁ

まだやってないんかい

手順が多すぎて、やる気消える問題

個人的には、「とりかかるまでの手間は少なければ少ないほうが良い」と思っているので、

今のこの状態は褒められたものではありません…w

戒めのため、どれだけ工程がかかっているかをご紹介します!

  1. 「始まるまでの手順」が多すぎたので書いてみた
  2. マイクセット編
    1. 外部スピーカーをオフ
    2. Total MixでSnapshotsをgame modeに切り替え
    3. Total Mixのマイク部分を確認
      1. OBSへ取り込む AN1/2で0になっているかを確認
      2. ついでに‥モノラルかつL/Rが0になっていることも確認しておく
      3. おまけ:Total Mixで設定を保存したいときは
    4. コンデンサマイクをケーブルとつなぐ
    5. コンデンサマイクを定位置に置く
    6. Total Mixのマイク部分を電源をいれ、音量を上げていく
    7. イヤホンをBabyFace Proに接続
  3. Total Mix制御編
    1. LadioCastでBabyFaceを一度選択
    2. PH3/4を選んだ状態で真ん中のAN1/2を上げる
    3. AN1/2 はフェーダー真ん中オフ
  4. OBS Studioで確認編
    1. HD60S+のUSBをMacに挿し直す
    2. Switchの電源をオンにする
    3. Game Capture HDを立ち上げする
    4. OBSを立ち上げる
    5. 自分の声とゲーム音のメーター確認
  5. 試し撮り編
    1. マイクに向かって喋ってみる
    2. 編集ソフトに試し撮りデータを置く
    3. 大きな声を出す・口の運動をする
    4. 好きな実況者の音量を確認してみる
  6. 翻訳用iPad・水や攻略サイト準備編
    1. iPadを設置する
    2. Googleアプリを開き、Googleレンズを表示させる
    3. 水を置いておく
    4. 携帯に攻略サイトを表示しておく
  7. 実況開始
  8. 実況終了
  9. 編集ソフトにデータを置く
  10. マイクを外す前に
    1. 必ずマイク電源の48Vをオフ・Gain 0にする
    2. 変更を書けた場合はstoreで残しておく
  11. マイクを外す
    1. ケーブルを抜く
    2. Macやキーボードを元の位置に戻す
  12. Total Mixを通常モードに
    1. Total Mixをnormalモード選択
    2. 外部スピーカーをオン

「始まるまでの手順」が多すぎたので書いてみた

目次、ながっ!!w

接続方法については、こちらの記事で紹介しています

とにかく、「RMEのTotal Mix」「RODEのコンデンサマイク」を使って「OBS Studio」で実況しようと思ったら最後

こんな事になってしまいましたw

正直、USBコンデンサマイクでも十分音質は良いと思うのでUSBのほうが手順はらくだと思います…(か、買おうかな…)

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マイクセット編

まずはマイクをセットしよう!ハウリングや電源に気をつけて!

必ずマイク本体の説明書を見るようにしましょう

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例えば、RODE NTA-1の説明書はこちら

https://www.soundhouse.co.jp/download/rode/rode_nt1_a.pdf

NT1A をミキサーに接続する際にはゲインコントロールを完全に下げてください。

ケーブルの接続は、NT1A にファンタム電源を供給する前に行って下さい。電源が供給されている状態でのケーブルの抜き差しは絶対に行わないで下さい。

パワーサプライまたはミキサーの電源を ON にして下さい。電源供給後にマイクが安定するまでに5~6 秒ほどかかります。

録音する音(楽器やボーカル)のピークでピークライトが点灯するようにミキサーゲインを調節します。これでNT1A を使用するための準備は完了です。

RODE NTA-! 取扱説明書 p.6

では一つずついってみよう〜!

外部スピーカーをオフ

MacBookにつないでいる外部スピーカーの主電源をオフにします

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GENELECを使っています

こちらはモニタースピーカーで、音がめちゃくちゃクリアで迫力も出て大好きなのですが

私は毎回、後ろの電源ボタンを「ポチ」と押して消すようにしています

※自動での電源オンオフもあるのですが、それに慣れていて突然電源入ったりすると困ることが多いので…

この電源オフを忘れると、えらい大変なことになるので!

絶対にオフ。約束!

Total MixでSnapshotsをgame modeに切り替え

Total Mixでは、Snapshotsといって「ミキシングパターン」を8つまで登録しておくことができます

WorkSpaceでそれらをさらに保存できる‥ということは一旦ここでは省きます

それぞれのパターンに自由に名前をつけることができ、ボタン一つで切り替えができます

OBS Studioで言うところの「シーン」ですね!

ということでgameモードと名付けたので、そのモードにポチッと切り替えます

Total Mixのマイク部分を確認

マイクをケーブル接続する前に、

「電源が入っていたり」「Gainが上がった状態になっていないか」を確認しましょうということです

アナログミキサーだったら、なんというか当たり前にわかるのですが、

これがことTotal Mixのようなデジタルミキサーだと急に訳がわからなくなる点ですねw

「OBSへ流す側」と「イヤホンへ流す側」の2種類チェックは必要ない、はずです…
(片方でAN1を操作すればどちらにも反映された状態になるはず)

正確には、「フェーダー以外の部分」は1つ操作すればどちらにも影響するようです

なのでAN1(=OBSへ流す)方で操作していきます

OBSへ取り込む AN1/2で0になっているかを確認

スパナマーク🔧をクリックすると、48Vのオンオフなどをできる部分が見えるようになります

一番下の段「ピンクの枠= AN1/2(HARDWARE OUTPUTS)」あたりをクリックし、
薄いグレーにさせた状態で、

一番上の段「ピンクの枠= AN1/2(HARDWARE INPUTS)」が

フェーダー0(= -∞ )・Gain 0・48Vが光っていない ことを確認

=マイクに電源を通していない状態、ということです

ついでに‥モノラルかつL/Rが0になっていることも確認しておく

ついででOKですが、意外と大事なのがこれ

一番下の段「ピンクの枠= AN1/2(HARDWARE OUTPUTS)」あたりをクリックし、
薄いグレーにさせた状態で、

一番上の段「ピンクの枠= AN1/2(HARDWARE INPUTS)」が

AM1の下の丸いツマミが0時方向(=L/R0) ・Stereoがオフ(=モノラル) であることを確認

スパナマーク🔧をクリックすると、48Vのオンオフなどをできる部分が見えるようになります

これはつまり、マイクはモノラル録音左右のどちらにも振っていないよ、という状態になります

さくっと確認しておきましょう

おまけ:Total Mixで設定を保存したいときは

残しておきたい設定にした状態で、

右側Snapshots下にある「Store(オレンジ色)」をクリック

8つ全部が点滅するので、保存したい先のSnapshotsをクリックします

すると、保存されます

コンデンサマイクをケーブルとつなぐ

ここまできたら、やっとケーブルとマイクをつなぐことができます

コンデンサマイク本体を防湿庫などから取り出し、

オーディオインターフェースにマイクケーブル(XLR)を挿し

(私は普段はBabyFace側は挿しっぱなしにしています小声)

RODE のNTA-1をショックマウントにくるくると回し付け、

反対側のケーブル(XLR)を挿します

コンデンサマイクを定位置に置く

マイクアームに設置してもいいですし、

このような若干無理やりな方法でも‥w

今もいい位置を探し中です
(マイクアームで上から・かつマイク下向きも良さそう‥)

Total Mixのマイク部分を電源をいれ、音量を上げていく

マイクケーブルを接続できたので、電源を入れていきます

一番下の段「ピンクの枠= AN1/2(HARDWARE OUTPUTS)」あたりをクリックし、
薄いグレーにさせた状態で、

一番上の段「ピンクの枠= AN1/2(HARDWARE INPUTS)」を

48Vクリックして電源オン・フェーダーを0に・Gainを上げていきます

私の場合は試した結果、35までゲインを上げていますが、

喋りかけながら様子を見て調整してください

FXのかかり具合も目で確認しておきます(おそらく一度設定したらフェーダーにくっついて操作されるはず…)

これでやっとコンデンサマイクを接続できました!

イヤホンをBabyFace Proに接続

もちろんヘッドホンでもOKです!

Total Mix制御編

ここからはOBS Studioに流すために調整をしていきます

LadioCastでBabyFaceを一度選択

LadioCastアプリを選択し

ミキサー画面で、「入力1」から「BabyFace Pro」を選択しておきます

何もしなくても、ちゃんとメーターが触れて音が来ている場合はよいのですが、

おそらくアプリをずっと立ち上げっぱなしだと認識しない時があるようです

PH3/4を選んだ状態で真ん中のAN1/2を上げる

一番下の段のPH(=PHONE=イヤホン・ヘッドホン)を選択した状態で、

真ん中のAN1/2のフェーダーを上げていきます

ゲーム音をモニター用としてイヤホンにのみ流すためです

AN1/2 はフェーダー真ん中オフ

ゲーム音が二重になることを防止するため、

一番下の段のAN1/2(及びミラーリングされたAS1/2)を選択した状態では、

真ん中のAN1/2のフェーダーは0(=−∞)にしておきます

OBS Studioで確認編

さぁここまできたら、ちゃんと録画できるかの確認です!

HD60S+のUSBをMacに挿し直す

私はいつもMacをスリープ状態にしているので、一度抜き差ししたほうが安全

Switchの電源をオンにする

Game Captureに接続した状態のSwitchの電源をオンにします

コントローラーを本体から外して使える状態に

Game Capture HDを立ち上げする

OBSで録画するのですが、

Game Capture HDをゲーム音のモニター用として起動します

ゲームオーディオの音が触れていることを確認し、イヤホンでゲーム音を確認

この画面自体は必要ないので、見えないところに置いてしまいます

OBSを立ち上げる

自分の声とゲーム音のメーター確認

ゲーム実況用のシーンを選択した状態になっていることを確認

喋っている状態で
「コンデンサマイク」のメーターが適切な音量まで振れていることを確認

「音声入力キャプチャ(=ゲーム音)」のメーターが適切な音量まで振れていることを確認

OBSに標準搭載されている「マイク」はミュートになっていることを確認

試し撮り編

ここまできてやっと〜!試し撮りです

マイクに向かって喋ってみる

コンデンサマイクのメーターがいい感じに振れていることを確認しながら、数十秒試し撮りします

編集ソフトに試し撮りデータを置く

こんな風にゲーム音と音声が分離されて収録されていることを確認し、

全体の音量も問題ないことを確認

大きな声を出す・口の運動をする

マイクの音質よりも大事だと感じるのが、はっきり大きな声で喋ること

口を大きく開けて、発生するのが大事ですね‥!自戒をこめて!

好きな実況者の音量を確認してみる

もし恥ずかしくなってしまう場合は、好きな実況者さんをこの段階で聴いてみましょう

ものすごくハキハキ喋っているはずですw

もし優しい系ボイスだったとしても、聞き取りやすいよう滑舌だけはよくしておきましょう◎

翻訳用iPad・水や攻略サイト準備編

ここからは趣味(全部趣味ですがw)細々した設定です

iPadを設置する

画面に出てきた英単語を翻訳するために、iPadを設置しています

養生テープ以外のソリューションがない‥!

いつも英語版を遊ぶのですが、単語をすぐに調べたいときにめちゃくちゃ便利なんです…!

Googleアプリを開き、Googleレンズを表示させる

iPadでGoogleアプリを開き、カメラマークの部分をタップすると

画面に移ったものを翻訳してくれます

翻訳先は日本語でも英語でも他の言語でも!一瞬です‥すごい

翻訳し終わったあとにすぐ次の画面に映ることがなかなかできないので、

「Translate」と「Text」をタップして行き来することでなんとか解決していますw

水を置いておく

お水、大事です!

🥛🚰

携帯に攻略サイトを表示しておく

初見でクリアできず道に迷う私は保険として開いています…w

そのうち慣れてきたら禁止するかもしれませんw

実況開始

もう若干疲れていますが、開始です!

大体15分くらいを過ぎたら一度切り、全体で長くても15分×2の、30分収録します

実況終了

お疲れさまでした!

編集ソフトにデータを置く

あとからどれかわからなくなりがちなので、

先にデータは編集ソフトに置いておきましょう!

マイクを外す前に

あとは、初めの手順を逆から行うように、一つずつ外していきます

必ずマイク電源の48Vをオフ・Gain 0にする

一番下の段「ピンクの枠= AN1/2(HARDWARE OUTPUTS)」あたりをクリックし、
薄いグレーにさせた状態で、

一番上の段「ピンクの枠= AN1/2(HARDWARE INPUTS)

Gainのつまみを0にする・フェーダーを0にする・48Vをオフにし、光っていない ことを確認

変更を書けた場合はstoreで残しておく

できればこのオフ状態でSTOREして残しておきましょう!

マイクを外す

ケーブルを抜く

マイクケーブルを抜き、ショックマウントから外し

コンデンサマイク本体を防湿庫などに保管します

Macやキーボードを元の位置に戻す

普段のレイアウトに戻します

Total Mixを通常モードに

Total Mixをnormalモード選択

ここでとにかく気をつけたいのが音量‥

-40 から-60にしておいてじわじわ上げていくほうが安全です

耳を大事に!

このへんでうっかりすると爆音で死ぬのでお気をつけて・・

外部スピーカーをオン

いつでもこのスピーカーをオンにするときがドキドキします(´;ω;`)

必ず小さい音から上げていくこと!

これでいつもどおり!

長かった!

これはまずい!流石に長過ぎる!!

慣れれば早いかもしれませんが、なにかしらショートカットを考えたいと思います‥

おそらくUSBマイクなら、4のOBS Studioで確認編からのセットを頑張ればいいので、

工程としては1/3くらいカットできるでしょうか‥うーん…

どうしてもXLRケーブルのコンデンサマイクで収録したい方は(いるかなぁw)

是非参考にしてみてください笑

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